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新人BLOG

もうすぐ夏休みに入る!!

2024-08-09
こんにちは!げんきです。
皆さん夏休みはどう過ごしますか?自分は帰国して久しぶりの友達に会ったり、中国特有な中華料理を いっぱい食べたりするつもりです。
広東省の飲茶文化
 中国には「民以食為天(食をもって天となす)」と「一日之計在于晨(一日の計は朝にあり)」という諺があります。そのために、多くの中国人の人々は朝ごはんを大切にしていると思います。特に、自分の出身の広東省では独自な朝ごはん文化が生まれました。それが飲茶です。

 昔の人々は早起きの慣習がありましたから、飲茶を朝茶、昼茶、午後茶、夜茶に分けていましたが、現今飲茶と言ったらほぼ朝茶と指します。ちなみに、昼茶も朝茶と一緒になりました。一般的には、皆が朝十時頃茶楼に行ってのんびりに話しながら点心を食べたりお茶の飲んだりし、二~三時間続きます。出たときにはもう午後一時になることもよくあります。
屋台から生まれた料理
 啫啫煲(ゼーゼー・ボウ )は、生鮮な食材を直接非常に熱い土鍋に入れて 、高温で調理する料理です。1980年代に広州の屋台で初めて登場し、その後、広東料理のレストランでも流行しました。これはテーブル上で珍しい風味を楽しめる料理です。 
 鍋の中のスープが蒸発することで「ジー、ジー」という音が鳴り、この音が広東語で「啫(ze)啫(ze)」と発音されるため、広州の人々はこの料理を「啫啫煲(ゼーゼー・ボウ )」と名付けました。
 土鍋は保熱性が非常に高く、食材の表面を瞬時に調理し、水分を素早く閉じ込めます。その後、ネギ、生姜、ニンニクとさまざまなソースで香りを引き出し、仕上げに少量の黄酒をかけて炎を上げることで、香ばしく、食感が非常にクリスピーで柔らかくなります。この方法は、黄鰻や鶏肉、魚、殻付きのエビなど、水分が出にくくてクリスピーな食材に適しています。

 広東には美味しい料理がまだ沢山ありますが、こちらですべて紹介することができません。もしチャンスがあれば、ぜひ広東へ行って試してみてください。
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