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新人BLOG

競馬を"レース"として見る

2025-07-04

みなさんこんにちは、もっちです!
ここ一週間ほどで一気に夏らしくなってきましたね。

競馬も春のGⅠシーズンが終わり、いよいよ夏競馬へと突入していきます。札幌開催も日に日に近づいており、ワクワクする今日この頃です。

そんな春から夏への切り替わりの時期ですが、先日、春のGⅠシリーズを締めくくるグランプリレース――GⅠ宝塚記念が開催されました。
このレースが、一競馬ファンとして非常に面白い内容だったので、今回は“競馬をレースという視点から見たときの面白さ”について語らせていただきたいと思います!
最後までどうぞお付き合いください。

脚質のお話

みなさんは「競馬」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
多くの方は「馬」や「ギャンブル」といったイメージを持たれるかもしれません。
少し詳しい方なら「血統」などを連想するかもしれませんね。

ですが、競馬というのは「馬が走って順位がつき、それに応じて払戻金が返ってくる」――それだけではないんです!レースそのものにも、実はたくさんの面白い要素が詰まっているんですよ!


たとえば「脚質」という考え方があります。
これはレース中の位置取りによって分類され、前から「逃げ」「先行」「差し」「追込み」となります。

逃げ・先行は前に出てそのまま粘り切る戦法。一方、差し・追込みは道中を後方で待機し、終盤の爆発的な末脚に賭けるスタイルです。

脚質にはロマンがあり、とりわけ人気が高いのが「逃げ」と「追込み」。
最初から最後まで一度も先頭を譲らずに勝つ逃げや、最後方から全馬をごぼう抜きする追込みは、ドラマ性が抜群です。

ですが私自身は「先行脚質」が一番好きです。
道中は2番手付近で虎視眈々とチャンスを伺い、終盤に入ると一気に抜け出し、そのままゴールまで突き抜ける――まさに王道。最高にかっこいいんです!!

ペース配分のお話

「レース中のペース配分」も、競馬を面白くする要素のひとつです。

一般的にハイペースなレースでは後方脚質(差し・追込み)が有利とされます。
これは道中でスピードを出し過ぎることで逃げ・先行の馬がスタミナを消耗してしまい、最後の勝負どころで脚が残らないからです。

逆にスローペースでは前の馬の脚が残りやすく、後ろからの馬は届かずに終わる、つまり前脚質が有利となります。

そしてこの「常識」を逆手に取った駆け引きが本当に面白いところです。

たとえば逃げ馬が序盤にあえて速いペースで飛ばし、他の馬や騎手に「ハイペース展開だ」と思わせます。
それによって後ろ脚質の馬たちは末脚勝負に備え脚を温存しようとします。そのあと逃げ馬が密かにペースを落とし、ハイペースで進んでいるという誤認識を植え付けたまま脚の温存を図ります。
そして「もうバテた」と思わせておいて、最後の直線で再加速して逃げ切る――そんな策略もあるんです!


また今年の宝塚記念では、逃げ脚質のメイショウタバル号がスタートから先頭を走り、
手綱を握る武豊騎手の見事なペースコントロールにより「ついてきた先行馬は知らず知らず脚を使わされ、後ろ脚質はぎりぎり届かない」という絶妙なラップを刻み続け逃げ切り勝利を収めました。


私が好きな脚質は先行というお話をしましたが、やはりスタートから一度も先頭を譲らずにゴールしてしまう逃げにもロマンを感じてしまいます...!!
他にもこんなに!レースを形成する様々な要素

また「競馬場の特性」も、レース展開に大きく影響します。

たとえば、日本ダービーが開催される東京競馬場の最終直線は約525mと非常に長く、
対して有馬記念などが行われる中山競馬場の直線は約308mしかありません。

この違いにより、東京では差し・追込みが決まりやすく、中山では前脚質が有利になる傾向があります。

さらに、競馬場には右回り・左回りがあり、馬によって得手不得手が分かれます。
またカーブがきついコースではストライドの大きな馬が膨らんでしまいやすく、苦手とする場合もあります。
その他にもゴール前に急坂がある、スタートしてすぐにコーナーがあるので内枠が有利...といった様々な要素があります。

こうした様々な要素が複雑に絡み合って、1レースが成立しているのです!


こうした視点でレースを観てみると、これまで見えなかった“駆け引き”が見えてきて、その面白さに気づけるはずです。

もちろん、競馬がギャンブルであることは否定しません。
でも、“楽しむ”という観点から見れば、こうしたレース内容の奥深さに注目する楽しみ方もある、ということを今回の更新でお伝えできれば嬉しいです。

もし興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、まずは「自分の推し脚質」を探してみてはいかがでしょうか?それが沼の入り口ですよ。


今回はこのへんで失礼いたします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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