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新人BLOG

夏バテとの闘い

2022-07-15
暑すぎる・・
こんにちは!おかじーです!

梅雨が明けました・・!全国で異例の梅雨明けスピードらしく、自分のいる名古屋では梅雨が13日と平年の半分以下の期間にまで短縮されちゃったみたいです。
梅雨嫌だなぁという自分の思いが天に届いたのかもしれません(笑)

代わりにとんでもない猛暑が襲い掛かってきています・・
名古屋は6月で既に39℃まで気温が上がった日がありました。道民には拷問レベルです
皆さま夏バテ等で体調崩していませんでしょうか?

今回は夏バテ対策&自分の好物でもある飲み物を紹介していこうと思います。
甘酒です!

甘酒というとお正月に神社で飲むイメージがあるので、冬の飲み物なんじゃないかと思っている方も多いと思います。
ところがどっこい甘酒は夏の季語にもなっていていて、昔は夏によく飲まれていたんです!

小林一茶という江戸時代の有名な俳人も
一夜酒 隣の子迄 来たりけり
という句を残しています。一茶さんが詠んだ句の中でもかなりマイナーですが・・

この一夜酒(ひとよざけorいちやざけ)が甘酒のことで、子供からも愛される飲み物だったことがわかりますね

甘酒の歴史
日本書紀という奈良時代の古~い書物に記載されている「天甜酒 (あまのたむさけ)」というお酒の作り方が、甘酒の作り方と似ていることからこれを起源とする説が有力です。千年以上前からあったんですね~

一般に普及したのは江戸時代で
・栄養価が高く滋養強壮、夏バテ対策になった
・当時の酒蔵は日本酒を雑菌が発生しにくい冬に作っており、夏の暇な時期に甘酒を作って副業にしていた
といった理由から夏を乗り切る飲み物として庶民に広まっていったようです。
甘酒は2種類ある
最近飲んでいる甘酒(米麹タイプ) 甘酒の中では甘さ控えめで飲みやすいです
甘酒は「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」の2種類に分けられます。

◎酒粕甘酒
お酒を作った後に残る搾りかす(酒粕)をお湯に溶かし、砂糖を加えて作ります。
お正月に神社で飲む甘酒はこの酒粕甘酒がほとんどです。
※アルコールが入っている場合があります

◎米麹甘酒
お米に米麹を加えて発酵させて作ります。米のデンプンが米麹の酵素で糖に変えられるので、砂糖を一切入れていないのにすごく甘いです。先程出てきた「天甜酒」がこのタイプです。
※ノンアルコール
甘酒のチカラ
甘酒は疲労回復、美肌効果、ダイエット効果、睡眠の質改善などに効果があります。
ここで気を付けたいのが酒粕甘酒と米麹甘酒で栄養価に違いがあり、効き目に少し差があるということです。

夏バテ対策におすすめなのは米麹甘酒の方です。
素早くエネルギー源になるブドウ糖、美白のコウジ酸などが豊富に含まれているため、疲労回復や美肌効果が酒粕甘酒よりも優れています。

酒粕甘酒は食物繊維、レジスタントプロテインなどが豊富に含まれていて、コレステロール値の上昇抑制やダイエット効果、睡眠の質改善効果が米麹甘酒よりも優れています。

ただ米麹甘酒だとダイエット効果が無い、酒粕甘酒だと疲労回復効果が無いというわけではないので、両方飲んでみて自分の舌に合った方をチョイスするのがいいかもしれません。
最後に
体にいい甘酒ですが、糖が多く含まれているので1日100~150ml程度にしておきましょう。
飲みすぎると糖尿病まっしぐらです・・

甘酒は独特の甘みが強くて苦手・・という方は牛乳や豆乳で割ったり、ヨーグルトに砂糖の代わりで入れてみるというのもおススメです。

甘酒で夏を元気に乗り越えていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました~!


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