自作キーボードのすすめ
2021-09-10
どうも、最近クルマという移動手段を手に入れたことによって深刻な運動不足が懸念されているゆうまです。幸い体重増加の傾向は見られないのでセーフ。
しかしプログラマーは座りっぱなしという働き方ゆえに、肥満だけでなく様々な健康リスクがあります。
腱鞘炎やドライアイ、姿勢が悪いと腰痛や最悪の場合ヘルニアを患ってしまうこともあります。
ちなみに個人的には腱鞘炎はプログラマーにとって避けては通れない道だと思っています。
- 原因
なぜ腱鞘炎になってしまうのか?それは、体に合わないキーボードやマウスを使うからです。
考えてみれば、人間は腕が左右横に生えているのにも関わらず、キーボードを入力するときは両腕を前に出し肩をすぼめ、手を左右に動かしながら叩かないといけないのです。そりゃあ腰や手首にも負担がかかるってもんです。
『弘法筆を選ばず』とはよく言ったものですが、多分弘法も変な形の筆をずっと使えばメチャクチャ手が痛くなると思います。多分。
- 解決法
体への負荷軽減の一つの選択肢として私は『自作キーボード』をおすすめします。
自作キーボードとは、キーボードの高さやキーの形、配列、押し心地まですべて自分で決めて組み立てるキーボードのことです。ここ数年密かに流行ってるみたいです。
ちなみに昔からメーカー製品にもエルゴノミクスキーボードというのは存在しましたが、いかんせん種類も少ないしキーも押しづらいものが多い印象でした。ですので圧倒的に自由度の高い自作キーボードがおすすめです。
自作キーボードは通常の家電量販店ではそうそう見ることはないでしょう。まあ流行っていると言ってもニッチな製品なので仕方ないですね。
大抵はオンラインストア等で購入します。
ちなみに実店舗では国内唯一、秋葉原に自作キーボード専門店である遊舎工房というお店があります。
腕を開いた姿勢でタイピングすることが出来る分割キーボードも種類豊富に販売しています。
気になる方は実際に見てみるほうが早いかと思いますので、ご覧になってみてください。
- 自作キーボードの楽しさ
もちろん自作キーボードの良さは体への負荷軽減だけではありません。
キー配列の変更や入れ替えでタイプ速度を上げたり、より心地よいキー入力の実現などを追求したり出来るのです。
自作キーボードは主に
- PCB(回路基盤)
- ケース
- スイッチ
- キーキャップ
の4種類のパーツで好きなものを組み合わせて作ります。
これをケースはウッドケースが良いだとか、スイッチは〇〇社製の何軸が良いなど気に入ったものを組み合わせて制作する楽しさがあります。
ちなみにこれが現在私が使用しているキーボードです。
印字がないって?心の目で見るんだよ 正確には自分で配列を決めるため、書いてある必要がないのです。
またこのキーの並び方に違和感を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このレイアウトはOrtholinear(オーソリニア)といって、通常と違いキーが碁盤の目のように整列しているものになります。通常のよく見るレイアウトはRowStaggered(ロウスタッガード)といいます。
人間工学的には[お察しください]。
とまあここまで変態キーボードを組んでしまったら最後、もうあなたはキーボード沼にはまっていることでしょう。
ぜひ、心ゆくまで自分に最適なキーボードを探してみてください。
